280: 癒されたい名無しさん 2010/09/17(金) 05:46:42 ID:YI90ZPnG
二年前に亡くなった母のことを。 
母が亡くなったのは、二年前のクリスマスイヴ、私の成人式の10日前のことでした。 
普段病気ひとつしない母が、珍しく風邪で寝込んで一週間、私は、出先から帰ってきて母に 
「具合はどう?病院行かないの?」 
と聞くと 
「ただの風邪だから大丈夫。明日一日休んだら仕事できそう。(うちは自営業)あのね、プリン食べたいから買ってきてくれない?」 
「今日は疲れたからまた明日買ってくるね。」 
「分かった。成人式まであと10日だね。写真いっぱい撮るね。」 

それが最後の会話でした。その日の夜中母は胸部大動脈解離という病気で急死しました。 
母の最後の願いも聞いてやれず、ろくな親孝行もできないままでした。 
あと、三か月で学校も卒業して、少しは楽させてあげれたのに… 
自分より、家族のことばっかりだったお母さん。私が、学校の課題の材料を持っていると、 
「それどうしたの?」 
と聞かれました。我が家は決して裕福なほうではなかったし、母は早朝から夜遅くまで働いていてこれ以上負担を増やしたくなかったので、 
「買ったんだよ。私もバイトしてるし、学校行かせてもらってるんだから、教材ぐらい自分で買うよ。」 
と言うと 
「何言ってんの!!学校でいるものぐらい、お母さんが出してあげる。バイト代は、自分のために貯めておきなさい。」 
と言われました。 
いちばん近い存在で、いつも味方をしてくれていたお母さん。 
お母さんが楽しみにしていた成人式、お母さんの着た振袖を着てでましたよ。見てくれていましたか?? 
お母さんの子どもに生まれて本当によかった。お母さんは人として、母として、私の目標です。 
沢山愛してくれてありがとう。 

泣ける話じゃないかもしれないですが、母の死から今年のクリスマスイヴで二年たってやっと涙を出さずに母のことを語れるようになったので、書かせていただきました。





281: 癒されたい名無しさん 2010/09/17(金) 23:12:02 ID:YLbLMIS0
全俺が泣いた

282: 癒されたい名無しさん 2010/09/20(月) 21:13:18 ID:LFoEXV07
泣いた

引用元: http://uni.2ch.net/test/read.cgi/healing/1207538844/