553: 名無しさん@HOME 2013/05/15(水) 17:17:38.93 0
小さい頃、私はいちごジャムが大好きだった。 
ある日、母がチューブ入りのいちごジャムを買ってきて狂喜乱舞。 
早速トーストに「とも」と自分の名前を書いた。 
そしたら1つ年上の兄が「なおき」と書いた。 
私より1字多いのが損した気分になって、腹がたって悔しくて 
なんとか兄よりたくさんいちごジャムを塗ろうとしてあみだした技が 
トーストにチューブ口を押えつけながら、潰れそうなぶっとい字で「とも」と書くこと。 
得意満面に兄を見たら「直樹」と漢字で書きやがった。 
画数で完全に負けていた。 
悔しくて二度といちごジャムは塗らなかった。 
この間帰省したときに、兄と昔話をしててそんな思いでを語ったら 
「あの頃はおまえをからかうのが楽しくてしかたなかった」と。 
休みが終わってそれぞれの自宅に戻って数日後 
兄からハロッズのいちごジャムの詰め合わせが送られてきた。 
お兄ちゃん、ありがとう。





557: 名無しさん@HOME 2013/06/16(日) 14:35:51.95 0
>>553
こういう話大好き
ほのぼの~~

引用元:兄弟姉妹がいてよかったこと